小学校6年生のHちゃんのお話です。
Hちゃんのレッスンは、私がご自宅へ伺って行っています。
小さい頃のHちゃんはやんちゃで、次々と発想が泉が湧いてきます。
おかげでレッスンは脱線しっぱなし。。
くるくるした目で私をチラッと見ながら、
次のチャンスをうかがっている…
ある日、いつも穏やかなお母様の雷が落ちました。
「いい加減にしなさい!失礼な態度ばかり!先生にお帰り頂きます!」
Hちゃんは「ぎゃーーーー、ちゃんとやるー」と泣き叫び、
私は押し出されるようにドアの外へ。
その日はトボトボと帰宅しました。
そんなHちゃんも6年生になり、受験で少し疲れていた時期もあったため、
レッスンでは技術の習得だけでなくレクリエーションのような工夫も取り入れました。
試験直前の1月はお休みし、その後すぐにレッスン再開。
忙しい時期でもピアノを続けられて見事に難関校へのご入学も決まったそうです。
ちなみにHちゃんのお兄ちゃんも長くレッスンに通ってくださっていました。
卒業後はピアノを辞めたものの、今も自分で好きな曲を弾いて楽しんでいるそうです。
こうして技術がしっかり身についていることは、私にとっても嬉しい瞬間です。
レッスンでは、ピアノや歌の技術習得と同時に心を豊かにする時間も大切にしています。
演奏する楽しさや表現する喜びを味わいながら、
少しずつ成長していくことを目指しています。
小さな時間でも楽しめる工夫をしながら、
音楽とともに素敵な時間を重ねていければと思います。