歌詞のニュアンス

2024年04月17日 10:16
カテゴリ: レッスンでの様子

こんにちは。

本日は大人の歌生徒さまのお話です。

レッスンでは、外国の曲を日本語訳詞で歌う事があります。
原語ですと読み方や意味の理解、発音が難しいなど敬遠しがちになりますが、
母国語でしたら気軽に歌えますよね。
そこで興味が深まったら、原語に挑戦したい!と意欲がわくかもしれません。

まずは一歩を踏み出して、なんでも歌ってみましょう!
ということで今回のレッスンでは、ドイツ歌曲を日本語訳詞で歌います。

さて、私は音大時代20歳前後の頃、
ドイツ歌曲の内省的な感じが好きで
よく図書室でドイツ歌曲のCDを借りていました。
美しく繊細な音楽。情景が浮かび、気持ちが駆り立てられます。

ですので、今回も生徒さまのお声を聴きながら
やっぱりいいなぁ〜、と思っておりました。ら、

生徒さまが日本語訳詞の中にある「カモシカ」という動物ワードに着目!
カモシカというと、華奢で可愛らしく、カモシカのような足などとも表現されます。
細くて、長くて、美しい脚、ということです。

しかし生徒さまのご主人様が実際にカモシカをご覧になった事があるそうで、
実は、カモシカは、案外たくましく太い足なんだそうです。
心底びっくりしたと同時に、
この曲で表現したい事とは真逆にあるであろう、
たくましいカモシカを想像して、ふき出してしまいました。

生徒さまは子鹿、バンビなどの言葉の方がしっくりきますよねと仰っていましたが、
まさにその通りですね。。。

レッスン後、さっそく携帯を握りしめ検索。
「カ、モ、シ、カ…」
結果はこちらでした(笑)

カモシカに会ってみたくなりました(^-^)

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